One Crazy Summer

2018-05-24 (Thu) 22:04[ 編集 ]
2011年の Coretta Scott King Author Award受賞作品であり、 Newbery Honor Book で、National Book Award Finalist だというシールが表紙にある児童書です。
表紙の感じから元気の出る物語なのかなと思って読みました。

One Crazy Summer
One Crazy Summer

舞台は、1968年の夏。
ニューヨーク、ブルックリンに住むDelphine、Vonetta、Fernの三姉妹は、子どもたちだけでカリフォルニア、オークランドに住む母親(Cecile)に会いに行きます。
母は、末っ子のFernが生まれて間もなく、家を出て行きDelphineたちは、父親と祖母と暮らしていたのですが、母親のもとで夏休みを過ごすように父親に送り出されたのです。
空港に迎えに現れたCecileは母親らしい言動を見せず、家に3人を連れて帰ったものの、食事を作ってくれるわけでもなく、朝食を食べたいならよそで食べて来いと子どもたちをブラック・パンサー(黒人解放運動を行う政治組織)のサマーキャンプにやります。
朝食をもらった上に夕方まで帰ってくるなと送り出された子どもたちは、ブラック・パンサーのサマーキャンプで一日を過ごすという風変わりな夏を経験することになります。

性格の異なる三姉妹の間の人間関係、母親との関係、ブラック・パンサーで出会う人々との関係が描かれ、母親がどんな人でなぜ姉妹を置いて家を出ていったのかなどが徐々に明らかになっていきます。
姉妹のリアルな会話、お互いの立場の違い、母親に置いて行かれた子どもの気持ちなど色々な要素が入ってますが、表紙のイメージ通り明るくあっけらかんとした何とかなるさという雰囲気が根底にあるように思います。

ブラック・パンサーは実在した組織で、その実態をかなり正確に描いた話とのこと。
当時の米国社会の一端を垣間見ることができる物語です。

中国から多読教室の視察

2018-05-22 (Tue) 20:44[ 編集 ]
日本での多読を取り入れた教室を視察したいという中国の英語の先生たちの団体からの希望があり、友人の英語教室がその先生方を受け入れてアテンドすることになりました。

12名の中国人の先生方が参加されるとの話でしたので、日本側も複数名で対応しようと私たち児童英語部会のメンバーなどがご一緒しました。
当日の予定と参加者名簿(名前と所属)しか知らされておらず、友人が相手先の代表者とやり取りしながら駅で待ち合わせをしてのアテンドです。
待ち合わせ場所と違う駅で電車を降りてしまうというハプニングもありましたが、無事に終了しました。

今回参加されたメンバーは、中国各地の学校外で英語を教えている先生方で、英語多読に興味がある方たちとのこと。
中国では、英語教育が小学校1年生から学校で行われているけれど、それにプラスして英語教育を行っているいわゆる私塾を'Training Center'と呼んでいるそうで、そこの先生方でした。

昨日は、新宿のSEGを見学し、今日は友人の英語教室の後、幼稚園を見学するグループと都内の私立中等教育学校を見学するグループに分かれての見学をする予定と聞きました。
北京まで飛行機で4時間かかる地方在住の先生もおり、中国各地からの訪日だったようです。

もう少しゆっくり話す時間があれば、もっと情報交換ができたのですが、忙しいスケジュールだったため少々残念でした。

私は、中国の人と初めてきちんと言葉を交わしたのですが、私が中国人に持っていたイメージは今日の体験で払拭されました。
国際交流って大切です。
個人のレベルで、他国の人々と交流することによって分かり合える部分が広がっていくのだというのを身をもって体験した一日でした。
交流のための共通言語は今日は「英語」でした。
多くの場合「英語」なのかなと思います。

私は本を読むことが好きなので、楽しく英語多読をしているのですが、英語の力をあげる方法としてお勧めです。
私は英語多読以外何もやっていませんが、確実に英語の4スキルが向上しています。
日本語の本を読む習慣のない人でも英語なら楽しんで読めるという人もいますが、中には英語学習法として英語多読を苦痛と感じる人もいると思います。
そいう人にはいい方法ではありませんが、英語多読を楽しめる人には本当にお勧めです。

自然療法に興味津々 / 熱刺激

2018-05-19 (Sat) 22:32[ 編集 ]
自然療法は、元々興味のある分野だったのですが、そこまで深く追求しようと思う機会もなくきました。
一時、アロマオイルに凝ったことがあるくらいです。

ここにきて、自分がこの春初めて花粉症らしきものになったこと、身内に抗がん剤治療中の人がいることや妊婦がいること、図書館で借りるべく予約していた健康関係の本が長い待ち時間を経て相次いで順番が回ってきて読んだことなど、いろいろな条件が重なり、俄然自然療法に興味を抱いています。

本を読んだり、インターネットで調べたりに忙しく、ブログの更新も滞っています。
というわけで、自然療法関連の健康ネタも記事にしていこうと思います。

まずは、自分が数週間実践している「熱刺激」についてです。

たった5分で体が変わる すごい熱刺激
たった5分で体が変わる すごい熱刺激

この本を読んで、実践しているのですが、最初は花粉症による鼻詰まりを少しでも楽にできたらいいなと思って始めました。
タオルを利用しての熱刺激なので、電子レンジを使う電気代とタオルが劣化するくらいの負担しかない上、やって悪いことは一つも思いつかなかった(やけどにだけは気をつけて)ので、実践しています。
ここ数年、体調の悪化は「のど」から来るので、首も熱刺激をしてみようと「鼻」と「のど/首」に実践し始めました。
熱刺激した場所は「活性化」されるからか、のどのための熱刺激が、皮膚がたるんできた首に効いたように感じます。
副次的効果なのですが、首の皮膚が弾力を取り戻してきたようなのです。
たるんでいた皮膚が張りを取り戻してきました。
それに気を良くして、現在ではしわやたるみが気になる「口」にも熱刺激をしています。
こちらはまだ効果は感じていませんが、自分の体を使っての人体実験、なかなか楽しいです。

「熱刺激」の正しいやり方や注意点については、きちんと本を読んで実践してください。
書いてあることは私としては理論的に納得できることで、実践して気持ちいいと感じる限りは体に悪いことはないと思ってやっていますが、何事にも個人差があるので、私の体験はひとつの情報として発信しているということで、自分で判断してください。

Little Women / 読書会

2018-05-17 (Thu) 22:01[ 編集 ]
月に一度のペースで開催されている洋書読書会です。
Little Women の10章まで到達しました。

Little Women (Puffin Classics)
Little Women (Puffin Classics)

毎回、前回の分をCDで聞いてから、新しいところに入るのですが、前回、効率よく進み過ぎてオーディオで振り返る部分が長くてちょっと飽きました。

前回の章はメグが友人に招かれて上流階級らしい生活を経験する場面です。
'Meg goes to a vanity fair' というタイトルがついていました。

今回は第10章 'The P.C. and P.O.'というタイトルです。
4人の姉妹は、家の仕事を分担したりするほかにそれぞれに庭の一部をもらって自分の好きな植物を育てたり、月刊誌を作ったりしています。
ディケンズが大好きな姉妹は、自分たちのことをPickwick Clubと呼んで、それぞれにチャールズ・ディケンズの小説の登場人物になり切って記事を書いています。
第10章は、そんな紙面の紹介が大半を占めており、ちょっと退屈でした。
ジョーの詩、メグの物語(いかにもメグが創作しそうな内容)しか今回は読めませんでした。

ただ、庭でそれぞれに植物を育てているという部分で出てきた 'pinks' というのが「ナデシコ」や「カーネーション」と訳されていたのですが、元々は花弁のフチのフリフリしたpinking shearsで切られたかのような形からそれらの花がpinkyと呼ばれるようになって、ナデシコの色から’pink’という色名が出来たそうで、新しい発見でした。

Boy's Life / Audible

2018-05-15 (Tue) 21:19[ 編集 ]
1991年初刊の Boy's Life を読んでいます。

Boy's Life
Boy's Life

書き出しは少々鼻につきますが、12歳の少年の波乱に満ちた1年に魅せられます。
1964年のアラバマの小さな町に両親と住む少年コーリーが語る物語です。
牛乳配達を仕事とする父親、おいしいパイを焼く心配性の母親に愛情深く育てられ、豊かではないけれども友人たちにも恵まれた少年らしい生活を満喫する主人公。
物語の最初で、父親の牛乳配達を手伝うコーリーが遭遇するショッキングな出来事が、その後のコーリーたちの生活に大きな影響を及ぼし続けます。

もしかしたら途中で投げたくなる種類の本かなと思って読み始めたのですが、これがなかなか面白いのです。
ところどころコーリーの幻想と区別がつかない、日常生活ではありえない場面がありますが、少年時代のたくましい想像力のたまものとして容認して読み進めました。
冒頭の事件の謎を軸に、古き良き時代への郷愁をかきたてるいくつものエピソードが描かれ、謎解きに向けてどうなるのか読み進めずにはいられませんでした。

和訳もされています。

少年時代〈上〉 (文春文庫)
少年時代〈上〉 (文春文庫)

To Kill a Mockingbird 『アラバマ物語』 を読んだ時にも感じたのですが、この時代は父親などに返事をするときには 'Yes, sir." って言っていたのですね。
そのせいか、子どもたちがすごく礼儀正しく感じます。
お勧めの1冊です。

To Kill a Mockingbird
To Kill a Mockingbird

小6クラス

2018-05-11 (Fri) 21:32[ 編集 ]
今回の6年生は、ORTのレベルを上げるのに慎重です。
なかなかORT6 に進まず、他の本を先に読んでいます。
Oxford Read and Imagine や Folk and FairytalesのシリーズなどでYL0.5程度の本を読んでいます。
中には6を読み始めている子もいるのですが、 ほとんどが他のシリーズまたはFloppy's PhonicsなどでYL0.5以下のものを読んでいます。
来月からORT6を読み始めるそうです。

今回の読み聞かせ本はJY Booksの絵本です。
JY Booksの絵本は、有名どころの英語絵本に英語学習に利用できるCDをつけた韓国の絵本シリーズで、物語の読み聞かせだけでなく、チャンツや歌もついています。
下の画像は元々の絵本の画像で、CDなしのものです。
こういう絶版本もJYがCDをつけて新しく出版しています。

Dinosaur Encore
Dinosaur Encore

恐竜が現代によみがえったとしたら、と今の時代に生きる動物たちと恐竜を比べています。
単純な内容で、CDは効果音がいいので、読み聞かせ向きの1冊です。

6年生は、音声と文字をつなげることを意識しているので、BBカードのゲームも文字カードを利用して「英語を読む」ように仕向けるようにしました。
全部を文字カードにせずに文字カードと絵カードを半々で利用してのノーリーダービンゴゲームです。
センテンスをおおよそ~きちんと言えたら5点、少し言えたら3点、言えなくて指さしで指定したら1点をあげます。
英語を「読もう」と自分で努力することが読めるようになる早道なので、そういう気持ちが湧くよう後押しします。
「読み」に関してはどうしても個人差が出てしまうのですが、それでも自分なりに努力してほしいと思ってます。

河口湖へ

2018-05-05 (Sat) 21:37[ 編集 ]
友人夫妻の住んでいる河口湖へ行ってきました。

富士山の世界遺産登録以降、河口湖も観光客がとても増えたとのことで、近年観光客用の宿泊施設がたくさん建築されたとのこと。
そして、忍野八海は中国語がメインという状態だそうです。
(行ってみると英語・中国語・タイ語で書かれていました)

富士登山口があるだけあって、富士山が大きくドーンと見えます。
富士山が見える方向が「南」で、とても便利だそうです。

最近はインスタグラムで紹介されるため、地元の人がほとんど行かないような場所が富士山がきれいに見える場所として整備されて、駐車場ができ、大型観光バスが停まるようになったり、ここ数年で大きな変化があったそうです。
河口湖の北側には観光施設が整備されていて、大石公園の花街道から見る花と富士山は素敵ですし、西寄りの富士大石ハナテラスに点在する小さなショップめぐりも楽しいです。
私たちは寄らなかったのですが、河口湖自然観察館のショップはさまざまな地元の商品を扱っているようで富士山のお土産を物色するには格好の場所のようです。
私は、富士大石ハナテラスの「T's カフェ」でソフトクリームを食べて(大盛且つすごくおいしかったです。食べるのに時間がかかるのでコーンよりカップがオススメ。)「葡萄屋甲府ハナテラスカフェ」でお土産にオリジナルバターサンド(大粒ブドウetc)を買いました。
印伝のお店など、山梨の特徴的な名産品を扱う店がありました。
印伝のバッグもとても素敵なものがありました。

IMG_1906_convert_20180505212937.jpg   IMG_1911_convert_20180505213036.jpg
 大石公園 花街道 (クリックで拡大します)

ソメイヨシノは終わってしまっていましたが、ミツバツツジや枝垂れ桜、芝桜などが咲いており、富士山とのコラボを楽しみました。
芝桜で有名な場所もあるのですが、今回は行きませんでした。
朝早く行かないとものすごく混雑するようです。

メインイベントは友人宅訪問だったので、観光はおまけのようなものですが、天気がよく富士山がきれいで、新緑が気持ちよいいい季節でした。
昼食は「天祥庵」というそば屋に行きました。
5月になったからか、冷たいそばしかありませんでした。
暑い日だったので、問題なかったのですが温かいそばがないというのは驚きです。
店の雰囲気も景色もよく、とてもおいしかったです。

IMG_1944_convert_20180505213432.jpg   IMG_1942_convert_20180505213407.jpg
     趣たっぷりの「天祥庵」とそば


児童英語部会初夏のセミナー

2018-05-03 (Thu) 22:15[ 編集 ]
日本多読学会児童英語部会で6月にセミナーを開催します。

【日時】
6月17日(日)午前10:00~12:00

【場所】
IKE・Biz としま産業振興プラザ(旧勤労福祉会館)6階 第2会議室
豊島区西池袋2-37-4

【内容】
1  「聞き読みから自立読みへのサポート」     斎藤美紀
2  「多読と小学生ライティング」            宮下いづみ
3  「新しいノンフィクションと授業の組み立ての提案」    川上由紀
4  「お勧めの多読本・シリーズの紹介」    高原郁子・三浦洋子
5   テーマ別に分かれての分科会

詳細および申し込み方法はここにあります。
1ヶ月くらい前にセミナーは決まっていたのですが、学会ホームページになかなかアップされなかったため、アナウンスが遅くなりました。
学会MLにはお知らせを流したので、申し込み自体はスタートしています。

Riyria Revelations

2018-05-02 (Wed) 21:04[ 編集 ]
3部作のシリーズ Riyria Revelations を読了しました。
それぞれの巻がオーディオブックで、22時間、26時間、31時間の大作です。

Theft of Swords (Riyria Revelations Book 1) (English Edition)
Theft of Swords (Riyria Revelations Book 1) (English Edition)

Rise of Empire (Riyria Revelations Book 2) (English Edition)
Rise of Empire (Riyria Revelations Book 2) (English Edition)

Heir of Novron (Riyria Revelations Book 3) (English Edition)
Heir of Novron (Riyria Revelations Book 3) (English Edition)

オーディオブックでは「ライリア レヴェレーションズ」と発音していました。
'Revelations' とある通り、泥棒二人組の「ライリア」を中心に話が発展していきます。

Royce Melborne と Hadrian Blackwater(有能な泥棒2人組=ライリア)は、剣を盗むという仕事を請け負います。
けれども、盗みに入った先で王様殺しの罪を着せられます。
そんな二人を助けたのが、殺された王の娘で王女のAristaで、父王は謀略で殺されたのでこのままでは、父の跡を継ぐ弟も殺されてしまうと、二人を助ける代わりに王子である弟を連れて逃げてくれるように頼みます。
王女Aristaは男勝りで、魔術に興味を持って練習しており、彼女の師であり何千年も囚われている偉大な魔術師Esrahaddonを救出することで、事態を打開しようとします。

というようなスタートですが、王国を乗っ取ろうとするよりさらに大きな陰謀が計画されていることが明らかになり、ライリアの2人と王女アリスタ、さらには他の人々が巻き込まれていきます。
長尺の本ですが、人物設定が素晴らしくて、読んでいてお気に入りの人物が何人も出来ていきます。
シリーズの巻が進むにつれてシリーズ名の意味が納得できるようになり、あちこちのルースエンドが結ばれていきます。

読み応えのある素晴らしいシリーズでした。

このあとRiyria Chroniclesというシリーズが出版されているので、それも順次読みたいです。

Old Hat New Hat

2018-04-26 (Thu) 22:31[ 編集 ]
Berenstein Bears の絵本です。
Bright & Early Books です。

Old Hat New Hat (Bright and Early Books)
Old Hat New Hat (Bright and Early Books)
★★★★ YL0.3  91語

新しい帽子を買いに帽子店へ行きましたが、大きすぎたり、小さすぎたり、ペタンコすぎたり…。
とにかくToo ~のオンパレードです。
絵を見ると~の部分の英語の意味もほぼわかります。
よくもこれだけ考えついたなというくらい色々な種類の 'Too ~'が出てきます。
最後のオチが楽しいです。

子どもたちはBerenstein Bearsの他の本も読んでいるので、登場人物に感情移入(?)しやすいようです。
Bright & Early Books のシリーズは読み聞かせにぴったりです。

 | HOME |  »